エクステリア辞典

ガーデニング用語辞典は、基本的な用語から、メディア等でよく登場する用語を簡潔にわかりやすく解説していきます。

あ行

アーチ
上部が弓形をしている門のこと。バラなどつる性の植物をからませたりして楽しむ。

 

赤玉土(あかだまつち)
関東ローム層の赤土をふるい、粒子を揃えたもの。肥料分は含まないが、水はけ・保水性が良い。
大粒は主に鉢底のゴロ土がわりに、中粒は排水性を高めるため用土に混ぜこんだりする。小粒は用土のベースとして使うほか、細かいものは種まき用土として用いる

 

一年草(いちねんそう)
種をまいてから、生育・開花・結実・枯死までのサイクルが一年以内で完結する植物のこと。

 

一季咲き(いっきざき)
花の咲く時期が、年に一回、一定の期間(季節)に限られている性質のこと。
また、その性質を持つ植物のこと。

か行

カーポート
屋根と柱だけの、簡単な駐車スペースのこと。

 

開花調節 (かいかちょうせつ)
日長や温度を調節したり薬品を使って、人為的に植物の開花時期を調節すること。

 

塊茎(かいけい)
球根の一種で、地中にある茎が肥大して塊状になったもののこと。
シクラメンやアネモネなどがある。

 

塊根(かいこん)
根が養分を蓄えて肥大し、塊状になったもののこと。
ダリアやサツマイモなどがある。

さ行

サービスヤード
勝手口近くの庭部分のこと。
主に、ゴミ置き場・洗濯干し場・物置など実用的に使われている場所をさす。ガーデニングでは、育苗する場所をさすこともある。

 

咲き分け(さきわけ)
一つの株に、二つ以上の異なる色の花が咲くこと。
サツキなどによくみられる。

 

挿し木(さしき)
植物の繁殖方法のひとつで、枝や茎・葉の一部を切り取って発根させて増やすこと。
木の枝を挿すのを「挿し木」、草の茎を挿すのを「挿し芽」と呼び、区別することも多い。

た行

耐陰性(たいいんせい)
植物が、日陰に耐えて生育できる性質のこと。
日陰の庭には、耐陰性の高い植物を植栽する。

 

耐火レンガ(たいかれんが)
高温にも耐えられるレンガのこと。バーベキューコンロ等を作るときに用いられる。

 

耐寒性(たいかんせい)
植物が、寒さに耐えられる性質のこと。

 

台木(だいぎ)
接ぎ木をする際に、その土台となる木のこと。

な行

ナーセリー
育苗などを行う、植物栽培園のこと。ナーサリーとも。nursery

 

苗床(なえどこ)
発芽した苗を育てるための場所のこと。

は行

バークチップ
ガーデン資材として用いる、樹皮の小片のこと。
主にグラウンドカバーとして用いられる。

 

パーゴラ
日本での藤棚のように、人が下を通り抜けられるようにした棚のこと。
つる性植物などを絡めて楽しむ。

 

パース
見通し図(透視図・立体図)のこと。
庭のデザインを考える際、このパースを作成することにより、出来上がった庭をイメージすることができる。

 

bath bird バードバス
鳥の水浴び台のこと。
庭のアクセントとして置いたり、バードフィーダーと共に置き、野鳥を呼び寄せたりする

ま行

sleeper
枕木(まくらぎ)

本来は鉄道レールに使用するもの。
固い木材を原料に防虫・防腐加工が施されていることから、近年ガーデニング資材として人気がある。

 

間引き(まびき)
発芽後、混みあって生えた芽や徒長した弱い芽を取り除く作業のこと。
この作業を行うことにより、生育の良い丈夫な芽だけが残り、良い苗ができる。

 

マルチング
植物の株元にワラなどの覆いを敷くこと。
冬は防寒と乾燥防止のため、夏は避暑と乾燥防止のために行う。
覆いはワラ・ピートモス・堆肥・マルチング用シート・パークチップなどが用いられる。

や行

八重咲き(やえざき)
花弁が、幾重にも重なって咲く状態のこと。

 

野生種(やせいしゅ)
自然の状態で自生している植物のこと。

ら行 わ行

ライトアップ
ガーデンライトなどを使って建物や木、オブジェなどを照らすこと。
夜の庭を演出するテクニックとして、最近注目されている。

 

落葉樹(らくようじゅ)
低温や乾燥が続くなど、その樹木の生育に不適な一定の期間、葉を落として休眠する樹木のこと。deciduous tree ⇔常緑樹

 

lattice
ラティス

木製の格子状をしたフェンスのこと。

 

ラフィア
ラフィア椰子(やし)という植物を加工した紐のこと。ガーデニングでは主に結束紐として使われる。Raffia

 

ワーディアンケース
植物を寒さや乾燥から守るための室内用保温器、小型温室のこと。
イギリスの医師により考案され、その名が付けられた。ウォードの箱、ウォーディアンケースとも。wardian case

 

矮化剤(わいかざい)
植物の草丈を低く抑えるために用いる薬剤のこと。

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